私の嘘を完成させて

何、熱弁してるんだって
少し笑えてくる。

「彷徨の事が好きなら
何で私に平手
したんだろうね?」

「・・・」

「男らしいとこ
見せてくれば?」

「…行ってくる」

そう言って走って
出て行った海。

「南那」

「…はい」

「大丈夫か?」

「…普通に痛いし。」

うん。平手と同時に
爪が当たったのか
少し血が出てる。

これで上手く行かなかったら
許してやんない。

「南那ちゃん。
そんなやり方しなくたって
よかったのに。」


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