私の嘘を完成させて

「私も飲む。」

そう言って私も
缶ビールに手を伸ばす。

こうやって毎日
お酒を飲んでるけど
相変わらず栄斗と海は
弱いままだし、

逆に彷徨と愁と新の
酔ってる所を
見た事がない…。

「彷徨ってお酒強いよね。」

「いや、結構きてる。」

どこがだよ。

「全然そんな気しない。」

「お前だって強いじゃん」

「あー…弱かったよ。昔は」

「昔?」

「うん、中学の時なんて
一口で顔真っ赤。」

「…いつから飲んでんだよ。
不良娘。」



< 373 / 402 >

この作品をシェア

pagetop