私の嘘を完成させて

彷徨に言われたくない。

「なんでそんな前から
飲んでんだよ。」

「・・真似」

「真似?」

「うん、大事な人の」

何を話してるんだろう。
空き缶を見てみると
5缶はもう飲んでいて…

あー。酔っぱらってる。
だからきっとお酒のせいだ。

「男?」

低い声でそう言って
私を見つめる彷徨は
何か不機嫌なご様子。

「…だったらどうするの?」

「…さぁな」

怖いっ!

ニヤッと笑って
何か企んでそうな顔。


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