私の嘘を完成させて
先に保健室に着いた
南那ちゃんは
紙袋を口に当てられてた。
「え…何してんの。」
「過呼吸だよ。
自分の吐き出した酸素吸わせるんだよ。」
時期に落ち着く。
その言葉にホッとする俺たち。
「体の傷も割れた
硝子で切ったんだろ。
あちこちぶつけて痣も出来てる。」
「ただ…」
「ただなんだよ・・」
「この頬の傷は明らかに
誰かに殴られた痕だろうな。」
「…愁」
「了解。行くよ、栄斗。」
彷徨の声で保健室を出ていく
愁と栄斗。
「お前ら今日は帰れ。」
尚人さんの声に
反発する奴はいない。
はずなのに…
「帰りません。」