私の嘘を完成させて
そうだよな。
こんなイケメンに彼女が
いない方がおかしい話だ。
「なんでそうなんだよ。」
あの堀さんは女の私から見ても
可愛かったし、何よりも
守ってあげたくなる感じ。
そっか。そっか。
「おい、こら」
「!?」
いきなりほっぺを片手で
掴まれる。
「いひゃい…」
「ったく…」
呆れた彷徨は私から手を離して
盛大なため息をついた。
「…俺じゃねーよ。」
何か呟いた気もしたけど
ほっぺを掴まれて気付いた。
「ねぇ。その手どうしたの…?」
私を掴んだ手の拳は
青紫に腫れたいた。