恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
「……」

パン、パン、、、

ズボンに付いた埃を払う松田さん。

床に座り込んだまま見上げる。

「おいっ、そこの間抜けヅラ。誘ってるのか?」

「はい?」

「スカートのすそ…まあ、おまえが太ももをチラ見せしても、何とも思わないがな」

ニヤリと笑う。

げっ…スカートのすそがめくれて、この失礼な男の言うとおり、太ももが露わになっている。

慌ててスカートを直しながら、

「もう!もっと優しい言い方できないんですか?」

ブーブー文句を言ってやる。

でも…助けてくれたんだよね?
この人のおかげで、私はどこも痛くない。

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