二度目の恋
『……信じられないっ』
怒りを通り越して呆れてしまう
ごめん、なんて言いながら
ちゅっ、とキスをする
『許すわけないでしょ?』
そう言うと、またごめん、と言って
ちゅっ、とキスが降りてくる
何度も繰り返される
いい加減、鬱陶しさを感じる
『わかったって、もういいからっ!』
それでも止まないキス
「……美奈」
甘い声で呼ばれる
そんな声で呼ばれたら……
『……一輝……今日は我慢』
そう言うと、拗ねたように
わかってる…といいながら
私の首に顔をうずめてくる
可愛いったら、ありゃしない。
「美奈……近いうちに遥輝と一緒に親父のところへ行こう、タイミングが合えば起きている時に会えるかもしれない」
あれ以来、行っていない
遥輝もってことは多分、これが最後になるんじゃないかと思った