二度目の恋



今は36歳、
この歳でつけられるのも恥ずかしい
けどすべて見えない場所でホッとした

一輝も……いい大人だ



お風呂から上がれば
すでにキッチンで作業している遥輝がいた



「おはよ、美奈ちゃん」



『……おはよ』



いつものように笑顔を向ける遥輝


「美奈ちゃん、あまり寝てないでしょ?朝は栄養あるもの作るからね」


私を責めることもしないし
何も聞いてこない遥輝
聞いてくれた方が、話しやすい


「美奈ちゃんが干からびてなくて、よかった。俺の心配事がひとつ減った」


そう言いながら野菜を切っている



『……遥輝、あのね、』



話そうとすれば、遥輝はそれを阻止するように言葉を被せる



「美奈ちゃん、今から話すことは今話すこと?時間足りる?いつでも話聞くから、時間がある時に話そう」


そう言っている遥輝の顔は
私を見ていなかった


遥輝を……傷つけてしまったか、
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