二度目の恋
『……ごめん』
遥輝を怒らせた
いつも、ニコニコして
どんな話でも聞いてくれていたから
「俺は美奈ちゃんがやりたいようにやったらいいと思うよ」
その言葉に甘えていたのだろう
必ず結果あーした、こーしたを
遥輝に伝えていた
けど、今回は違う
いうタイミングを間違えたんだ
遥輝が一輝に会ってしまった時点で
きちんと言うべきだった
「美奈ちゃん、ご飯できたよ?」
次に話しかけてくれた時は
いつもの遥輝だった
「小松菜とりんごのスムージーと、野菜たっぷりオムレツ、五穀米に、はくさいと揚げの味噌汁、それと蜜柑」
遥輝はニコニコしながら、説明してくれたけど……私は白米が食べたいよ
五穀米……私が苦手なのを知っているはずなのに。
これは、絶対嫌がらせだ……
今日の私には拒否も怒る権利もない
『……いただきます』
めしあがれ、と嬉しそうに
遥輝も椅子に座った