WOLF-孤独のその先-
「少し話してくるからここで待ってろ」
ソウの指さす所は、何だかプレハブのような建物の横にある喫煙所コーナーのような場所。
そこには木で出来た椅子が四つにテーブル、その上には灰皿が置かれている。
「俺この中にいるから、なんかあったらすぐに来いよ」
プレハブを指さすソウは「分かった」という私の返事を聞くと「何処にも行くなよ」と念押しをしてプレハブの中へと入って行ってしまった。
別にもう何処かに行くつもりは流石にない。ソウをこれ以上困らせたいわけじゃないし心配させたい訳でもない。
私は言われたとおりプレハブ横の椅子へととりあえず座る。