WOLF-孤独のその先-



とくにする事もなく、鞄も学校に置きっ放しだから暇つぶしをする道具さへない。





何をするんでもなく何となく周りを見渡すと、倉庫にいる男の子達がこっちをチラチラと見ている






何だろう…なんか凄く見られてる気がする…



その中には空き教室でいつも会うメンバーとも何人か目があって小さく手なんか振ってくれているもんだから、私も小さく手を振り返してみる。




でもそれも直ぐに周囲を見渡すのは多数の視線がやたらと居心地を悪くして、うつむいた時視界に入ったソレを見て思った。







私の足元には上履き。
皆んなはこれを見ていたのかもしれない…





こんな学校外で上履きなんて…ダサすぎるし怪しすぎる…




もしかしたらこいつ何で上履きなんだよとか思われてるのかもしれない…だから見られてるのかも…





< 322 / 567 >

この作品をシェア

pagetop