七色の空
チャプター74
「夢の中へ往ってみたいと想いませんか?」
繁華街の中に線路が通り、電車に乗れば、街の様子を後ろに流しながら進んでゆくイメージ。
賑やかな街から音がなくなり、福生と林檎の声だけが聞こえてくる。二人はあまり喋らないのだけれど、見つめ合えば、夢の中へとけてゆく。きっと二人以外は皆、架空のエキストラに違いない。
夢の中にも夢が存在し、二人がその夢の中へ迷い込み、さらなる夢に移り住めば、二人はずっと一緒にいられるのかも知れない。
覚めない夢はない。夢から夢へ乗り移り、林檎は福生を守りたい。
福生が病室のベッドの上で、目を醒ました。隣には夢を見ている林檎がいる。
「夢の中へ往ってみたいと想いませんか?」
繁華街の中に線路が通り、電車に乗れば、街の様子を後ろに流しながら進んでゆくイメージ。
賑やかな街から音がなくなり、福生と林檎の声だけが聞こえてくる。二人はあまり喋らないのだけれど、見つめ合えば、夢の中へとけてゆく。きっと二人以外は皆、架空のエキストラに違いない。
夢の中にも夢が存在し、二人がその夢の中へ迷い込み、さらなる夢に移り住めば、二人はずっと一緒にいられるのかも知れない。
覚めない夢はない。夢から夢へ乗り移り、林檎は福生を守りたい。
福生が病室のベッドの上で、目を醒ました。隣には夢を見ている林檎がいる。