七色の空

「ヒバリのこころ」
〜つづき3

Aの拳が福生の顔にめり込む。福生は座っていた椅子から後ろの壁まで吹っ飛ぶ！続けてAは林檎を強引に掴むと、着衣を一気に脱がしにかかる！男A「お前ら手と足押さえとけ」
林檎は抵抗するが、男三人に押さえ込まれて身動きなどとれはしない。Aは林檎の着衣を破りながら剥ぎとると、下着も外す。
　Aがズボンのベルトを外したその時、天から
福生が降りかかる。テーブルの上に腕の力だけでのぼった福生がA目がけてダイブしたのだ。
その姿は正に獣である。Aに覆い被さった福生は耳にかじりつき引きちぎる。Aは転げ回ってのたうちまわる。BとCは福生をAから引き離すと福生の顔面を力一杯床に叩き付ける。辺り１面血の海になっている。
男B「新也ッアキラ(男A)早く病院連れてけーッ」 福生が引きちぎったアキラの耳が床の血溜りに浮いている。新也は耳を拾って、テーブルに置いてあったコンビニの袋に入れると、アキラを抱きかかえて外に飛び出す！　福生は男二人に袋叩きにされる。
林檎「やめてーッ」
顔面を血で染めた福生が床に転がる。
林檎「それ以上やったら死んじゃうよ」
泣きながら訴える林檎。男二人は同時に林檎の方へ振り向く。
林檎「私のことは好きにしていいから彼にそれ以上手を出さないで」
B「言われなくても、お前にはこれから思う存分楽しませてもらうんだよ」
林檎「お願いします。彼を病院に連れてって下さい」
林檎が土下座して二人に乞う。
B「アホかお前、空気読めよ」
ボロ雑巾のような福生が起き上がろうとする。
林檎「福生〜もぉいいよ。救急車よんでーッ」
BはCに指図すると、Cは福生をテーブルに縛り付ける。抵抗する福生の力は小動物のように微かだ。
Bはズボンのベルトを外す。
林檎「お願いします。せめて彼に見えないとこで…」　　林檎は泣き崩れる。
B「わかったよ(笑)くだらねぇなお前ら、おとなしくヤラせてりゃタダで済んでるもんがよ」
BとCは林檎を寝室へ連れてゆく。
林檎「おわったら直ぐに彼を病院に連れて行くって約束して」
B「くどいよ、終わったらお前が連れてけゃいぃだろが。抵抗したらマジで殺すぞ」
冷たい寝室の扉が閉まる。林檎の泣き声を漏らしながら…