閉じたまぶたの裏側で
「芙佳、ずっと俺のそばにいろよ。」

「浮気したら許さないからね。」

「絶対しねーよ!一生芙佳だけ愛してやる。」

「仕方ないな…。そこまで言うなら一生愛させてやる。」

「こいつ…そんな事言うのはこの口か!!」

應汰が私の頭を両手で引き寄せ唇を塞いだ。

唇をついばむような優しいキスの後、應汰は唇を離して額を私の額にくっつけた。

「芙佳、愛してる。俺と結婚して下さい。」

應汰と一緒に生きて行きたい。

こんなに愛してくれる人、きっと他にいない。

私も同じくらい應汰を愛したい。

應汰となら、この先もずっと同じ未来に向かって一緒に歩いて行けそうな気がする。

「ふつつか者ですがよろしくお願いします。」

「全然ふつつかじゃないけどな。気が利くし、一緒にいると落ち着く。」

「應汰は俺様だし、いつも偉そうだし、手が早いし、めちゃくちゃやらしいね。」

「ひとつくらい誉めるとこはねぇのか…?」

ガックリと肩を落とす姿に思わず吹き出しそうになりながら、應汰の唇にキスをした。

「應汰は私の事一番わかってくれる。一番愛してくれる。一番大事にしてくれる。私も應汰を一番わかりたいし大事にしたい。」

「……一番愛してくれないのか?」

「それは一生かけて應汰が確かめて。」



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