桜の降る日に
『おい!待てよ!』
いきなり大声を出したため
翠と緋里と勝也は驚く。
「え?大和そんなに焦んなくてよくね?」
「強い奴と喧嘩してぇとか思ったのか?」
呑気に言う勝也と緋里。
『くるみ!!!!』
「はぁ??」
翠と緋里と勝也の声が間抜けそうに聞こえる。
『お前ら追うぞ!』
焦っていう俺が珍しいのか
最初はぽかーんとしていた3人も真面目な顔に戻って追い始めた。
走って走って走って
どれくらい走っただろうか。
けっこう疲れてきた。
あいつも疲れているはずなのに全く追いつかない。