あの夏の日 #6
せいちゃんは、最近体調が優れていない。

あっ!そうだ。
「せいちゃんも、保健室行くんだよね?」
「それは、そうだけど…りぃも?」

「うん…」
「具合悪いの?」

事情は、今話したら絶対に怒られちゃうよね…

考えるていると、
「ふぅーん…そっか。」
って言われた。

もしかして、せいちゃん分かっちゃった?

「せいちゃんって、感だけはいいんだよね!」

…?
「感だけは?」
あっ!しまった。

「感も良いよね!せいちゃんは!」
ふぅー。誤魔化せたかな?って言うか、国語力なさ過ぎた。

「じゃあ、他に私の良いところは?」
イタズラな笑みを浮かべるせいちゃん。

「小柄なとこと、運動が出来るとこと、勉強が出来るとこと…」

いゃあ、勉強は私の方が出来るけど…と言うか、良いライバルだよね!

「あと、男子にモテるとこ!」
そう言った途端、せいちゃんの顔色が一瞬にして変わった。
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