starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「過去は消せないけど忘れてくれ。」
「でもそれならそれなりの事はしないと。」
「もういい…」

そうして理桜がその場から離れようとしたときだ。玄馬が引き留めた。

「どうしたらいい?」
「嫌われたらいいよ」
「え?」

そう言うと何かを口に含んだ白貴はぐっと玄馬を引き寄せると理桜の目の前でキスをした。その時だ。玄馬の口に何かを口移した。

「……!?」
「じゃ。嫌われたらまたいつでも相手するよ?」

そういい部屋を出た。白貴。目の前で好きな人のキスを見せられた理桜はどうにもならない気持ちのまま涙があふれるのも忘れたように止まったままうつむいた。
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