starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「…ん……」
「なら仕方ない。悠馬に止める資格はないな。でもね、那玖留ちゃん」
「はい…」
「悠馬の気持ちも少しで良いから解ってやって欲しいんだ。『意地悪されてるんだ』じゃなくて水神先生との事で心配してくれてるんだって。最後に那玖留ちゃんが泣くことに、辛い気持ちになる事だけは嫌なんだっていう気持ち。」
「でも何で……」
「好きだから。」
「…悠馬……」

そう玄馬に言われながら居た悠馬は溜まらなくなり、気持ちが思わず口をついてでた。そんな弟を見ながら小さく笑うと再度那玖留に目を移した。

「だって…クスクス、考えてやって?」

そう言い残して玄馬は部屋を出た。
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