starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「バカ…」

そう呟きながらも少し気恥ずかしいほどに俯いて理桜も家に入っていった。車に乗り込んだ玄馬は青山に言われていた。

「玄馬様?」
「なんだ…」
「答辞の原稿出来たのですか?」
「まだ。そろそろ作らないといけないんだけど…何というか。すぐ出来るな。」
「そうなんですか?」
「大凡の構成は出来ている。」

そう答えるとフフっと笑っていた玄馬をバックミラーで見つめながら何か言いたそうでもあるような顔を見せながら屋敷に戻っていった。
帰ると部屋に戻った玄馬は机に向かいサラサラサラ…とペンを走らせていた。

「こんなものかな…」

そうして早々にも書き上げた。
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