starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「簾?どう言うこと?話してないのか?」
「えぇ、まだ。」
「はぁ…そりゃ理桜もこんな顔だ。」

そう言うとそっと頬を撫でた玄馬の手の温もりに表情も緩んだ。

「気にしないで良い。そんな恐ろしい事なんて父さん達も言わないから。」
「…そうならいいんだけど。」
「大丈夫だ。ほら、行くぞ?」

そういい手を引いて母親に声をかけて理桜は簾音の車に乗った。
城崎の屋敷に着くといつも通りに温かく迎えられた理桜。リビングで待つこと数分。玄馬の両親はやってきた。

「改まって済まなかったね。」
「いえ…あの。」
「簾音から聞いてはいるとは思うが」
「父さん、簾は話してない。」
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