明日へのヒカリ
何? なんなの?
思い出すことを、頭が拒んでる‥‥‥?
どうして?
分からない。
私の思い出したいことは、すぐそこにある。
少し手を伸ばせば届くところにある気がする。
記憶に薄い白いカーテンが引かれているみたいな感じだ。
もう少しで思い出せそうなのに、頭に走る激痛が思い出すのを邪魔をしてくる。
「はぁ、はぁ‥‥‥」
とりあえず私は、考えるのを中断した。
すると、今の激痛が嘘のように引いていく。
私、きっと大事なことを忘れてる。
一番忘れちゃダメなことを忘れてる‥‥‥。
そんな気がしてならなかった。
‥‥‥とにかく、帰ろう。
今は、家に帰るのが先だと思い、私は、足を進めたのだった‥‥‥。