知らない貴方と、蜜月旅行
あれから夕方頃、陽悟さんが家にやってきた。吏仁に「勝手な真似すんな」と怒られていたけど、すぐに「紫月の為に、ありがとな」と、陽悟さんの頭を撫でた。
当然、陽悟さんは嫌がってて「撫でられるなら、紫月ちゃんがいい!」と、頭を差し出してきたけど、それは吏仁のチョップにより阻止されていた。
そんな陽悟さんは、傷一つなく戻ってきてくれて、治療費も本当にもらってきた。
「紫月ちゃんに暴力振るったこと、後悔してたよ」
「そうですか……」
「幸せになってほしいって伝えてほしいって」
「………」
私も今、同じ気持ちだよ。亮太とは縁がなくて一緒にはなれなかったけど、やっぱり一度は愛した人だもの。幸せになってほしい。
そんなことを考えていると、吏仁にそっと腰に手を回された。チラッと吏仁を見ると、吏仁も私を見てボソッと呟く。
「幸せになろうな」
「うんっ」
吏仁も一度は、恋人を失っていた。だから、幸せになるという想いは誰よりも強いのかもしれない。
「あーあー。いいですねぇ、幸せカップルは」
忘れてた、陽悟さんが目の前にいたんだった…。こんな人前でイチャイチャするなんて恥ずかしすぎるっ。
当然、陽悟さんは嫌がってて「撫でられるなら、紫月ちゃんがいい!」と、頭を差し出してきたけど、それは吏仁のチョップにより阻止されていた。
そんな陽悟さんは、傷一つなく戻ってきてくれて、治療費も本当にもらってきた。
「紫月ちゃんに暴力振るったこと、後悔してたよ」
「そうですか……」
「幸せになってほしいって伝えてほしいって」
「………」
私も今、同じ気持ちだよ。亮太とは縁がなくて一緒にはなれなかったけど、やっぱり一度は愛した人だもの。幸せになってほしい。
そんなことを考えていると、吏仁にそっと腰に手を回された。チラッと吏仁を見ると、吏仁も私を見てボソッと呟く。
「幸せになろうな」
「うんっ」
吏仁も一度は、恋人を失っていた。だから、幸せになるという想いは誰よりも強いのかもしれない。
「あーあー。いいですねぇ、幸せカップルは」
忘れてた、陽悟さんが目の前にいたんだった…。こんな人前でイチャイチャするなんて恥ずかしすぎるっ。