あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
「え?美羽ちゃんは嫌い??」
「そんなことないです。大好きです」
「よかった。いつ行こうかな。来週かな。いや、美羽ちゃんの体調がよく成り次第突撃だね」
「はい」
「来週の美羽ちゃんも俺の物」
小林さんはそんな子どもじみたことを言いながらニッコリと笑う。そして、ソファに座った私をゆっくりと抱きしめると背中を優しく撫でたのだった。
その手の動きに気持ちよくて私は小林さんに身体を預け、私もゆっくりと小林さんの背中に手を伸ばし、目を閉じた。お腹もいっぱいになって身体の芯から温もりが満ちてくる。
「さあ、そろそろ寝ようか?」
「え?」
「俺のベッド使えばいいから」
時間はまだ二時を過ぎたくらいの時間。小林さんのマンションのベランダからは明るい陽射しが降り注ぐ。
寝ようか…。
そんなストレートな言葉に私はドキドキしてしまう。でも、嫌じゃなくて…。抱き締めて欲しいと思う私は確実にいる。
「この時間から寝て、夕方に体調がよくなったら一緒に買い物でも行って、鍋でもしようか?鍋なら食べられるよね」
小林さんの言葉に頷きながら、私は自分の勘違いに耳まで熱くなる気がした。
私が思った『寝る』と小林さんの思った『寝る』の違い…。
小林さんの『寝る』は…昼寝だった。
「そんなことないです。大好きです」
「よかった。いつ行こうかな。来週かな。いや、美羽ちゃんの体調がよく成り次第突撃だね」
「はい」
「来週の美羽ちゃんも俺の物」
小林さんはそんな子どもじみたことを言いながらニッコリと笑う。そして、ソファに座った私をゆっくりと抱きしめると背中を優しく撫でたのだった。
その手の動きに気持ちよくて私は小林さんに身体を預け、私もゆっくりと小林さんの背中に手を伸ばし、目を閉じた。お腹もいっぱいになって身体の芯から温もりが満ちてくる。
「さあ、そろそろ寝ようか?」
「え?」
「俺のベッド使えばいいから」
時間はまだ二時を過ぎたくらいの時間。小林さんのマンションのベランダからは明るい陽射しが降り注ぐ。
寝ようか…。
そんなストレートな言葉に私はドキドキしてしまう。でも、嫌じゃなくて…。抱き締めて欲しいと思う私は確実にいる。
「この時間から寝て、夕方に体調がよくなったら一緒に買い物でも行って、鍋でもしようか?鍋なら食べられるよね」
小林さんの言葉に頷きながら、私は自分の勘違いに耳まで熱くなる気がした。
私が思った『寝る』と小林さんの思った『寝る』の違い…。
小林さんの『寝る』は…昼寝だった。