あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
「ただいま。美羽」
嬉しそうに言う小林さんにつられるように私も…。
「おかえりなさい。蒼空さん」
スッと伸びてきて腕に包まれた私はゆっくりと目を閉じた。小林さんの胸に頬を寄せると、爽やかな石鹸の香りが私を包み、胸の奥から幸せが込み上げてくる。そして、シャツ越しに響く小林さんの声を私は聞いていた。
「なんかいいね」
小林さんはキュッと私を抱き締める。優しいけど放さないと強い意思を感じる腕に抱かれ、私は小林さんのことでいっぱいになっていた。そして、どちらともなく唇が重なったのだった。玄関先でまだ靴も脱いでいなかった。
「お腹空いたね」
キスの合間に小林さんの零した言葉につい笑ってしまった。さっきまでの甘い雰囲気が一気に吹き飛んだけど小林さんらしいと思ってしまう。自然体な小林さんが好きだと本当に思う。
「私もお腹空きました」
「美羽ちゃんはハンバーグ弁当とカツ綴じ弁当どっちがいい?最初、一緒の弁当にしようかと思っていたけど、美羽ちゃんの気分もあるから別の弁当にしたんだ」
廊下を歩きながら、そんな話をする。でも、それってどちらもかなりのボリューム。そのうちのどちらかを小林さんは食べるようだった。軽くではない。普通の晩御飯だと思う。
「ではハンバーグでもいいですか?」
「いいよ。俺、二つとも好きだし。」
「食事の前に着替えてきてもいいですか?」
「うん。勿論。」
嬉しそうに言う小林さんにつられるように私も…。
「おかえりなさい。蒼空さん」
スッと伸びてきて腕に包まれた私はゆっくりと目を閉じた。小林さんの胸に頬を寄せると、爽やかな石鹸の香りが私を包み、胸の奥から幸せが込み上げてくる。そして、シャツ越しに響く小林さんの声を私は聞いていた。
「なんかいいね」
小林さんはキュッと私を抱き締める。優しいけど放さないと強い意思を感じる腕に抱かれ、私は小林さんのことでいっぱいになっていた。そして、どちらともなく唇が重なったのだった。玄関先でまだ靴も脱いでいなかった。
「お腹空いたね」
キスの合間に小林さんの零した言葉につい笑ってしまった。さっきまでの甘い雰囲気が一気に吹き飛んだけど小林さんらしいと思ってしまう。自然体な小林さんが好きだと本当に思う。
「私もお腹空きました」
「美羽ちゃんはハンバーグ弁当とカツ綴じ弁当どっちがいい?最初、一緒の弁当にしようかと思っていたけど、美羽ちゃんの気分もあるから別の弁当にしたんだ」
廊下を歩きながら、そんな話をする。でも、それってどちらもかなりのボリューム。そのうちのどちらかを小林さんは食べるようだった。軽くではない。普通の晩御飯だと思う。
「ではハンバーグでもいいですか?」
「いいよ。俺、二つとも好きだし。」
「食事の前に着替えてきてもいいですか?」
「うん。勿論。」