あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
「俺も残業が決まっている。帰りは俺の方が遅いかもしれない。遅くなったら、自分の部屋に帰るから、美羽ちゃんは気にせずに寝ていてね」
それは小林さんの優しさなんだと思う。でも、小林さんが私の時間が全部欲しいと言うように私も小林さんの時間が欲しい。たった一分でも一秒でも大事にしたい。
「嫌です。小林さんが帰ってくるのを待っています。だって、今日からすっと一緒でしょ」
「でも、遅くなるよ」
「待っていますから」
「わかった。美羽ちゃんの部屋に帰ってくる」
小林さんがそういうとちょうど私が降りないといけない駅に着いてしまった。私は今からこの人の流れに逆らわないようにホームに行かないといけない。
「降りないと」
「うん。あのさ、仕事頑張れ」
「はい」
そんな言葉を交わすだけで私は人の波に流されてしまう。朝の駅にはたくさんの人の流れがある。電車に乗る人降りる人。その流れに逆らうことは出来ない。そして、どうにかホームに降りると、少しだけ人の波に逆らい電車の中を見た。
すると、小林さんも私を見ていてくれて、綺麗な笑顔を私にくれたのだった。
「行ってきます」
駅を出て研究所に向かって歩いていると携帯が震えた。開くと小林さんからのメールで、そのメールに私は自分の顔が綻んだのを感じた。
『俺の部屋の合鍵は用意しておく』
それは小林さんの優しさなんだと思う。でも、小林さんが私の時間が全部欲しいと言うように私も小林さんの時間が欲しい。たった一分でも一秒でも大事にしたい。
「嫌です。小林さんが帰ってくるのを待っています。だって、今日からすっと一緒でしょ」
「でも、遅くなるよ」
「待っていますから」
「わかった。美羽ちゃんの部屋に帰ってくる」
小林さんがそういうとちょうど私が降りないといけない駅に着いてしまった。私は今からこの人の流れに逆らわないようにホームに行かないといけない。
「降りないと」
「うん。あのさ、仕事頑張れ」
「はい」
そんな言葉を交わすだけで私は人の波に流されてしまう。朝の駅にはたくさんの人の流れがある。電車に乗る人降りる人。その流れに逆らうことは出来ない。そして、どうにかホームに降りると、少しだけ人の波に逆らい電車の中を見た。
すると、小林さんも私を見ていてくれて、綺麗な笑顔を私にくれたのだった。
「行ってきます」
駅を出て研究所に向かって歩いていると携帯が震えた。開くと小林さんからのメールで、そのメールに私は自分の顔が綻んだのを感じた。
『俺の部屋の合鍵は用意しておく』