あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
買い物を終わらせて自分のマンションの部屋に戻って思ったのは研究所を出て一時間ほど経った頃だった。買ってきたお惣菜を食べると、私は明日の朝の準備をする。朝、小林さんには遅くなってもいいから私部屋に帰ってきて欲しいと言った。だから、きっとどんなに遅くなっても小林さんは私のところに帰ってきてくれる。
そう思うと、とっても胸の奥がきゅっとなる。誰もいない玄関を見つめ、あのドアの向こうから小林さんが帰ってくるのを楽しみに思う私がいた。
時間があるので自分の洗濯と一緒に小林さんの洗濯ものも洗って、バスルームに干していく。浴室乾燥機を動かせばすぐに乾くし、小林さんが帰ってくるまでに乾いたら、小林さんのワイシャツにはアイロンまで掛けられるだろう。洗濯を終わらせて干してしまうと何もすることがなくなり、私はリビングのソファの上でクッションを抱えてテレビを見ていた。
何が見たいというのではなく、ただ付いているのを眺めるだけ。面白そうなお笑い番組も私の思考を素通りする。毎日研究所にいるだけだった私だからか、こんな風に時間が出来るとその時間を持て余す。
ご飯を食べて、シャワーを浴びて寝るだけになると何もすることが無くなる。
ワーカーホリックと言われても仕方ないくらいに仕事しかなかった私は本当に趣味も何もない。時間は九時を過ぎた頃だった。見ているテレビにも面白さを感じられず、時間を潰すだけになっていて、消して本でも読もうかと思った時のことだった。
そう思うと、とっても胸の奥がきゅっとなる。誰もいない玄関を見つめ、あのドアの向こうから小林さんが帰ってくるのを楽しみに思う私がいた。
時間があるので自分の洗濯と一緒に小林さんの洗濯ものも洗って、バスルームに干していく。浴室乾燥機を動かせばすぐに乾くし、小林さんが帰ってくるまでに乾いたら、小林さんのワイシャツにはアイロンまで掛けられるだろう。洗濯を終わらせて干してしまうと何もすることがなくなり、私はリビングのソファの上でクッションを抱えてテレビを見ていた。
何が見たいというのではなく、ただ付いているのを眺めるだけ。面白そうなお笑い番組も私の思考を素通りする。毎日研究所にいるだけだった私だからか、こんな風に時間が出来るとその時間を持て余す。
ご飯を食べて、シャワーを浴びて寝るだけになると何もすることが無くなる。
ワーカーホリックと言われても仕方ないくらいに仕事しかなかった私は本当に趣味も何もない。時間は九時を過ぎた頃だった。見ているテレビにも面白さを感じられず、時間を潰すだけになっていて、消して本でも読もうかと思った時のことだった。