あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
「うわ。」
すぐに開くとは思ってなかったのか小林さんは目を丸くしている。でも、いつもの優しい顔を私に向けた。
「おかえりなさい」
「ん。ただいま。」
ままごとのような会話に心の奥がこそばゆい。でも、それが嬉しいと思ってしまう私がいる。
「早かったんですね。驚きました」
「ん。今日は頑張った。美羽ちゃんがもしも残業だったら近くで待っていようと思ったけど、マンションの外から美羽ちゃんの部屋の電気がついているのが見えたから入ってきた」
小林さんの仕事は忙しいから、早く帰ってくるためにかなり頑張ってくれたのだと分かる。今朝の時点では残業決定だったのに、それを覆すとなると、頑張るしかない。元々、真摯で誠実な人だから、仕事に対しての手抜きなんかしない。この時間に帰るとなると、一生懸命してくれたのだと思う。そして、朝の約束通りに私の部屋に帰ってきてくれた。
「お疲れ様です。食事は?」
「ん。食べてきた。さすがにこの時間まで食べないと俺はもたないから。美羽ちゃんは?」
時間を見ると、確かにこの時間に食事をしてないと厳しい。でも、作ってあげたかったと思う気持ちもいっぱいあって…。
「お惣菜で終わらせました。でも、小林さんがこの時間に帰ってくるなら、一緒に作ればよかったです」
「ありがとう。でも、今日は俺も時間が分からなかった。もしも今度早く帰れそうな時は美羽ちゃんに電話するから作ってよ。リクエストしていい?」
すぐに開くとは思ってなかったのか小林さんは目を丸くしている。でも、いつもの優しい顔を私に向けた。
「おかえりなさい」
「ん。ただいま。」
ままごとのような会話に心の奥がこそばゆい。でも、それが嬉しいと思ってしまう私がいる。
「早かったんですね。驚きました」
「ん。今日は頑張った。美羽ちゃんがもしも残業だったら近くで待っていようと思ったけど、マンションの外から美羽ちゃんの部屋の電気がついているのが見えたから入ってきた」
小林さんの仕事は忙しいから、早く帰ってくるためにかなり頑張ってくれたのだと分かる。今朝の時点では残業決定だったのに、それを覆すとなると、頑張るしかない。元々、真摯で誠実な人だから、仕事に対しての手抜きなんかしない。この時間に帰るとなると、一生懸命してくれたのだと思う。そして、朝の約束通りに私の部屋に帰ってきてくれた。
「お疲れ様です。食事は?」
「ん。食べてきた。さすがにこの時間まで食べないと俺はもたないから。美羽ちゃんは?」
時間を見ると、確かにこの時間に食事をしてないと厳しい。でも、作ってあげたかったと思う気持ちもいっぱいあって…。
「お惣菜で終わらせました。でも、小林さんがこの時間に帰ってくるなら、一緒に作ればよかったです」
「ありがとう。でも、今日は俺も時間が分からなかった。もしも今度早く帰れそうな時は美羽ちゃんに電話するから作ってよ。リクエストしていい?」