あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
昔の私なら、多分、何も出来ずにそのままだったと思う。でも、今の私は自分の気持ちに素直に動くことが出来るようになっていた。これは小林さんが私のことを本当に愛してくれているから出来る強さかもしれない。私はリビングに行くと、ソファの横に座り小林さんの寝ている横に座っていた。
暗闇の中、次第に輪郭が形作り、小林さんの姿が目の前に浮かんでくる。カーテンの隙間から差し込むだけの月の光が私の視線が小林さんを捕えるのを手伝ってくれる。綺麗な輪郭に浮かぶのは伏せられた目蓋。呼吸に合わせるように身体がゆっくりと動いている。
時間が時間だからか、小林さんは寝入っていた。
明日からのために必死に頑張ってくれたのだと分かるから、今日はベッドでゆっくりと寝て欲しい。今なら、まだ深い眠りの奥には居ないだろう。
「小林さん」
暗闇の中、小林さんは私の微かな声に気付いたのかゆっくりと目を開いた。小林さんは髪を掻き揚げながら身体を起こすと身体からサラリと毛布が床に滑り落ちた。
「どうしたの?寝れなかった?」
「なんで今日はリビングなの?」
「美羽ちゃんが好き過ぎて、シャワー浴びても自分が抑えられそうもなかったからだよ。美羽ちゃんに嫌な思いをさせたくない」
「私の傍にいて」
「今日はダメだよ。明日、一緒にたくさんあちこち行きたいし」
「今がいい。抑えなくてもいいの」
自分の我が儘な言葉に小林さんはフッと息を吐いてから、私の身体をキュッと抱き寄せた。そして、すぐにフワッと身体が空に浮く。
「美羽ちゃんには敵わないよ」
そういうと抱き上げたまま、私の頭に唇を寄せた。
暗闇の中、次第に輪郭が形作り、小林さんの姿が目の前に浮かんでくる。カーテンの隙間から差し込むだけの月の光が私の視線が小林さんを捕えるのを手伝ってくれる。綺麗な輪郭に浮かぶのは伏せられた目蓋。呼吸に合わせるように身体がゆっくりと動いている。
時間が時間だからか、小林さんは寝入っていた。
明日からのために必死に頑張ってくれたのだと分かるから、今日はベッドでゆっくりと寝て欲しい。今なら、まだ深い眠りの奥には居ないだろう。
「小林さん」
暗闇の中、小林さんは私の微かな声に気付いたのかゆっくりと目を開いた。小林さんは髪を掻き揚げながら身体を起こすと身体からサラリと毛布が床に滑り落ちた。
「どうしたの?寝れなかった?」
「なんで今日はリビングなの?」
「美羽ちゃんが好き過ぎて、シャワー浴びても自分が抑えられそうもなかったからだよ。美羽ちゃんに嫌な思いをさせたくない」
「私の傍にいて」
「今日はダメだよ。明日、一緒にたくさんあちこち行きたいし」
「今がいい。抑えなくてもいいの」
自分の我が儘な言葉に小林さんはフッと息を吐いてから、私の身体をキュッと抱き寄せた。そして、すぐにフワッと身体が空に浮く。
「美羽ちゃんには敵わないよ」
そういうと抱き上げたまま、私の頭に唇を寄せた。