あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
小林さんはベッドに私の身体を横たえるとゆっくりと抱き寄せ、私の身体に重みを感じさせた。静かに私の耳元に囁く甘さを加えた言葉は私の身体に振動と共に響かせた。キスの合間に言葉を紡ぐ小林さんからは圧倒的な色香が溢れてきている。
リビングに寝て欲しくなかっただけでなく、こうやって逞しい腕に包まれると、自分がこうなることを望んでいたのを実感する。私は小林さんに抱かれたかった。今日、日本での仕事を終わらせてきた。フランスに行くためなのだと自分が望んだことなのに、感傷が私を包んでいる。小林さんの温もりが欲しかった。
「明日はベッドの中で過ごすことになってもいい?」
頷くしか出来ない私に小林さんは困ったような顔を私に見せた。
「困った婚約者さんだね。男に隙を見せないように」
そう言うと小林さんは私の身体をキュッと抱き寄せ、さっきの玄関先でのキスよりももっと深いキスをする。繊細な指は私の髪を絡ませるように静かに梳く。そして、ゆっくりと部屋着のまま私を抱き寄せた。そして、大きく息を吐いた。
「ほら、寝よ。美羽ちゃんを堪能するのは明日の夜にする」
「え?」
「美羽ちゃん。今日、静岡研究所が最後だったから寂しいんだよ。だから、俺に甘えて。婚約者としては可愛い彼女を甘やかす」
そういうと、小林さんは私を胸に抱いたまま、ゆっくりと背中を撫でるのだった。
「美羽ちゃん。仕事お疲れ様」
リビングに寝て欲しくなかっただけでなく、こうやって逞しい腕に包まれると、自分がこうなることを望んでいたのを実感する。私は小林さんに抱かれたかった。今日、日本での仕事を終わらせてきた。フランスに行くためなのだと自分が望んだことなのに、感傷が私を包んでいる。小林さんの温もりが欲しかった。
「明日はベッドの中で過ごすことになってもいい?」
頷くしか出来ない私に小林さんは困ったような顔を私に見せた。
「困った婚約者さんだね。男に隙を見せないように」
そう言うと小林さんは私の身体をキュッと抱き寄せ、さっきの玄関先でのキスよりももっと深いキスをする。繊細な指は私の髪を絡ませるように静かに梳く。そして、ゆっくりと部屋着のまま私を抱き寄せた。そして、大きく息を吐いた。
「ほら、寝よ。美羽ちゃんを堪能するのは明日の夜にする」
「え?」
「美羽ちゃん。今日、静岡研究所が最後だったから寂しいんだよ。だから、俺に甘えて。婚約者としては可愛い彼女を甘やかす」
そういうと、小林さんは私を胸に抱いたまま、ゆっくりと背中を撫でるのだった。
「美羽ちゃん。仕事お疲れ様」