あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
『さすがにこれから抱いたりはしないから』
そんなことを言いながらも小林さんはベッドの上で私を抱きしめ、時折、キスを散りばめた。寝坊したことさえも忘れたかのように二人して抱き合って時間を過ごすのはどこまでも続いて欲しいと思いつつもそれを遮ったのは小林さんのお腹の音だった。
何度もキスをしていくうちに徐々に身体の奥にむず痒いような熱を帯びだして…小林さんの私を見つめる瞳が潤み色香は幹散らした時だった。地を這うような猛烈な音が響いたのは、小林さんが私の部屋着の隙間から手を入れ、お腹を撫でた瞬間だった。
撫でられたのは私なのに、音を立てたのは小林さんの方。
「俺の腹音のタイミング悪…」
多分、このまま何もなければ私も小林さんの高校生のような熱に浮かされるように流されたと思う。そういう意味ではこの腹音はデートの時間を守ったのかもしれない。
「何か作りましょうか?」
「いや、すぐに出掛けよう。このまま、部屋にいたら、すぐにベッドに連れ込みそう。さすがに有休を全部ベッドの上で過ごしたとかなるとちょっと。美羽ちゃんは準備にどのくらい掛かる?」
ベッドの上で何度もキスを繰り返していて、髪も乱れている状況なのだから、今、すぐは無理。でも、女子力が低め?いや、かなり低い私としては十五分もあれば十分に準備が出来るだろう。
「十五分は掛かります」
「オッケー。その間に俺は頭を冷やしてくる」
そういうと、私の身体を包んでいた腕の力を緩め、髪に唇を落とす。
「美羽。好きだよ」
そんなことを言いながらも小林さんはベッドの上で私を抱きしめ、時折、キスを散りばめた。寝坊したことさえも忘れたかのように二人して抱き合って時間を過ごすのはどこまでも続いて欲しいと思いつつもそれを遮ったのは小林さんのお腹の音だった。
何度もキスをしていくうちに徐々に身体の奥にむず痒いような熱を帯びだして…小林さんの私を見つめる瞳が潤み色香は幹散らした時だった。地を這うような猛烈な音が響いたのは、小林さんが私の部屋着の隙間から手を入れ、お腹を撫でた瞬間だった。
撫でられたのは私なのに、音を立てたのは小林さんの方。
「俺の腹音のタイミング悪…」
多分、このまま何もなければ私も小林さんの高校生のような熱に浮かされるように流されたと思う。そういう意味ではこの腹音はデートの時間を守ったのかもしれない。
「何か作りましょうか?」
「いや、すぐに出掛けよう。このまま、部屋にいたら、すぐにベッドに連れ込みそう。さすがに有休を全部ベッドの上で過ごしたとかなるとちょっと。美羽ちゃんは準備にどのくらい掛かる?」
ベッドの上で何度もキスを繰り返していて、髪も乱れている状況なのだから、今、すぐは無理。でも、女子力が低め?いや、かなり低い私としては十五分もあれば十分に準備が出来るだろう。
「十五分は掛かります」
「オッケー。その間に俺は頭を冷やしてくる」
そういうと、私の身体を包んでいた腕の力を緩め、髪に唇を落とす。
「美羽。好きだよ」