あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
心臓が止まったかと思うほどの衝撃を私は受けている。小林さんはとっても優しいけど、こんな風に人が居ないとはいえ、往来でキスをするような人ではない。でも、頬に感じたのは小林さんの唇で私は頬に残る熱を感じていた。
「美羽ちゃんが俺を焦らせるから、ちょっと仕返し。少しはドキッとしてくれた?」
少しどころではない。心臓が止まりそうなほどに私は吃驚した。今もドキドキが止まらないし、ドキドキは継続中。でも、今日の小林さんはどうしたのだろう?
「吃驚しました。こんなとこでいきなり」
車の陰で見えないとはいえ、ここはマンションの近くで頬とはいえ、いきなりのキスにドキドキが激しくなる。小林さんの顔を見るだけで可笑しくなりそうなほどに私の心臓が飛び跳ねている。
「俺も周りが見えてないかもしれない。俺のこと嫌いになった?」
「なりませんけど、恥ずかしいのでもうやめてくださいね」
「客観的に考えると本当に恥ずかしいな。さ、車を止めて早く行こう。お腹空いて死にそう。美羽ちゃんのおすすめの店とかある?」
「あんまりこの辺では行ったことないのでわからないです」
「そっか。じゃあ、一緒に開拓しよう」
小林さんと私が一緒に向かったのは私の住むマンションから少し行ったところにある普通の焼き鳥屋だった。いくつか店があるけど、その中で小林さんが選んだのは畏まらなくていいような気楽そうな店で小林さんらしいと思ってしまう。思い返してみると初めて会った時にも小林さんが私を昼食に誘ってくれて、連れて行ってくれたは定食屋さんだった。あれから時間は過ぎているけど傍にいる小林さんは変わらない。
「美羽ちゃんが俺を焦らせるから、ちょっと仕返し。少しはドキッとしてくれた?」
少しどころではない。心臓が止まりそうなほどに私は吃驚した。今もドキドキが止まらないし、ドキドキは継続中。でも、今日の小林さんはどうしたのだろう?
「吃驚しました。こんなとこでいきなり」
車の陰で見えないとはいえ、ここはマンションの近くで頬とはいえ、いきなりのキスにドキドキが激しくなる。小林さんの顔を見るだけで可笑しくなりそうなほどに私の心臓が飛び跳ねている。
「俺も周りが見えてないかもしれない。俺のこと嫌いになった?」
「なりませんけど、恥ずかしいのでもうやめてくださいね」
「客観的に考えると本当に恥ずかしいな。さ、車を止めて早く行こう。お腹空いて死にそう。美羽ちゃんのおすすめの店とかある?」
「あんまりこの辺では行ったことないのでわからないです」
「そっか。じゃあ、一緒に開拓しよう」
小林さんと私が一緒に向かったのは私の住むマンションから少し行ったところにある普通の焼き鳥屋だった。いくつか店があるけど、その中で小林さんが選んだのは畏まらなくていいような気楽そうな店で小林さんらしいと思ってしまう。思い返してみると初めて会った時にも小林さんが私を昼食に誘ってくれて、連れて行ってくれたは定食屋さんだった。あれから時間は過ぎているけど傍にいる小林さんは変わらない。