あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
折戸さんの引っ越しの荷物は昨日日本に送られて、最終日の今日は折戸さんはアパルトマン近くにあるホテルに泊まっていて、明日には日本に帰国する。
私の隣の部屋は昨日から誰もいなくなっていた。
それは折戸さんが日本帰国の当日の真夜中のこと。
研究のための資料を必死に読んでいた私はまだ起きていた。色々な調べごとをしていると次第に目が冴えてしまって、寝れずに起きていた。そんな私の携帯が鳴った。急いで携帯をとり、その画面を見つめるとそこには折戸さんの名前があった。こんな時間に電話なんて珍しい。
珍しいというか初めてだった。
どうしたんだろうと思って電話に出ると、耳元を掠めたのは…。どこまでの優しくそして、少しの甘さを含んだ折戸さんの声だった。
「美羽ちゃん」
その声にドキッとしてしまうほどの色香を感じる。いつもの折戸さんと違う。完全に酔っているような声で、その声は私の耳に届く。
カツッと玄関先で音がした様な気がした。折戸さんは私の部屋の前にいるのだろうか?そっと玄関のドアの方に行くと、静かに耳を澄ませる。
「はい。折戸さん?」
「ん。俺。」
折戸さんの声が私の部屋のドアの向こうで聞こえた。折戸さんはこのドアの向こうにいる。
「なんか無性に美羽ちゃんの声が聴きたくなった」
「私の声ですか?」
「うん。そう、声」
「今どこにいるんですか?具合が悪いなら行きましょうか?」
私の隣の部屋は昨日から誰もいなくなっていた。
それは折戸さんが日本帰国の当日の真夜中のこと。
研究のための資料を必死に読んでいた私はまだ起きていた。色々な調べごとをしていると次第に目が冴えてしまって、寝れずに起きていた。そんな私の携帯が鳴った。急いで携帯をとり、その画面を見つめるとそこには折戸さんの名前があった。こんな時間に電話なんて珍しい。
珍しいというか初めてだった。
どうしたんだろうと思って電話に出ると、耳元を掠めたのは…。どこまでの優しくそして、少しの甘さを含んだ折戸さんの声だった。
「美羽ちゃん」
その声にドキッとしてしまうほどの色香を感じる。いつもの折戸さんと違う。完全に酔っているような声で、その声は私の耳に届く。
カツッと玄関先で音がした様な気がした。折戸さんは私の部屋の前にいるのだろうか?そっと玄関のドアの方に行くと、静かに耳を澄ませる。
「はい。折戸さん?」
「ん。俺。」
折戸さんの声が私の部屋のドアの向こうで聞こえた。折戸さんはこのドアの向こうにいる。
「なんか無性に美羽ちゃんの声が聴きたくなった」
「私の声ですか?」
「うん。そう、声」
「今どこにいるんですか?具合が悪いなら行きましょうか?」