あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
時間が結構過ぎているような気がしていたけど、閉店間際まで来ているとは思わなかった。明日は仕事だからもう私も小林さんも帰らないといけない時間になっていた。帰りたくないという気持ちがないとはいえないけど、社会人として、万全な体調で仕事に臨むのは大事なことである。
そんなのは分かっているけど、小林さんと離れたくないという我が儘な気持ちが私を包む。一言帰りたくないと言ったらどうなるのだろう。そんな馬鹿なことを考えた。
「そうですね。もうそろそろ帰りましょう。明日もありますしね」
そういって立ち上がろうとすると…身体が動かない。酔いは頭ではなくて足にきていた。いつもよりも多めに飲んだビールが確実に身体に影響を残していて、軽く息を吐いてから力を入れたつもりだけど、足に力が入らない。
どうしようかと考えても、何もいいことが浮かばない。だから素直にいうことにした。
「あの…酔いが足にきているみたいなんです。気持ち悪くはないのですが、足に自信がないです。すみませんが、支えて貰っていいですか?」
「それはいいけど、大丈夫?美羽ちゃん。明らかに酔っているよね」
「わかります?」
自分では足にきている以外は全く普通とだと思っているのに、なぜ分かったのだろうと思ってしまった。
そんなのは分かっているけど、小林さんと離れたくないという我が儘な気持ちが私を包む。一言帰りたくないと言ったらどうなるのだろう。そんな馬鹿なことを考えた。
「そうですね。もうそろそろ帰りましょう。明日もありますしね」
そういって立ち上がろうとすると…身体が動かない。酔いは頭ではなくて足にきていた。いつもよりも多めに飲んだビールが確実に身体に影響を残していて、軽く息を吐いてから力を入れたつもりだけど、足に力が入らない。
どうしようかと考えても、何もいいことが浮かばない。だから素直にいうことにした。
「あの…酔いが足にきているみたいなんです。気持ち悪くはないのですが、足に自信がないです。すみませんが、支えて貰っていいですか?」
「それはいいけど、大丈夫?美羽ちゃん。明らかに酔っているよね」
「わかります?」
自分では足にきている以外は全く普通とだと思っているのに、なぜ分かったのだろうと思ってしまった。