あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
「どうしてリビングに?寝るならベッドに寝たらいいのに。もしかして、私の寝相が悪かったとかですか?」
「理由聞きたい?」
「はい」
「起きたのは昼過ぎだったんだけど、寝ている美羽ちゃんがあんまり可愛かったから、急に抱きたくなってしまった。男の生理現象というやつだよ。で、美羽ちゃんを起こすのも可哀そうだから物理的に離れた。一旦はコーヒーでも飲んで落ち着いたんだ。でもね、寝室から美羽ちゃんが俺を呼ぶ声が聞こえて、何があったのかと思って寝室のベッドの傍に行くと、美羽ちゃんは寝てて…。寝言だった」
「すみません。どんな夢を見たか覚えてはないんですけど、なんて言ってました?」
「よく聞き取れなかったから気にしないで。その後に美羽ちゃんが寝返りを打って…。ちょっと胸元がきわどいところまで見えて…。俺の忍耐がヤバかったからリビングに戻って飲みかけのコーヒーを少し飲んで、目を閉じた。そしたら、寝てた。で、こんな時間になってしまった」
起きた時間がお互いにずれていたのだろうと思う。
「すみません。なんか」
「美羽ちゃんは悪くないよ。俺はちょっとおかしいだけ」
「可笑しい?」
「今も美羽ちゃんに触れたくて仕方ないくらい。本当に昨日の夜から可笑しいんだ。美羽ちゃんが傍にいるのが嬉しくて自分が暴走しそうで怖い。今もこれに嫉妬してる」
「え?」
小林さんは私の手からレポートの束を取ると、グッと腕を引き、私の身体を自分の身体の上に乗せる。いきなり近づいた距離に収まり掛けた心臓のドキドキする音が一層激しく打ち続けた。
「今からだけど…。デートしない?拒否権ないけど」
「理由聞きたい?」
「はい」
「起きたのは昼過ぎだったんだけど、寝ている美羽ちゃんがあんまり可愛かったから、急に抱きたくなってしまった。男の生理現象というやつだよ。で、美羽ちゃんを起こすのも可哀そうだから物理的に離れた。一旦はコーヒーでも飲んで落ち着いたんだ。でもね、寝室から美羽ちゃんが俺を呼ぶ声が聞こえて、何があったのかと思って寝室のベッドの傍に行くと、美羽ちゃんは寝てて…。寝言だった」
「すみません。どんな夢を見たか覚えてはないんですけど、なんて言ってました?」
「よく聞き取れなかったから気にしないで。その後に美羽ちゃんが寝返りを打って…。ちょっと胸元がきわどいところまで見えて…。俺の忍耐がヤバかったからリビングに戻って飲みかけのコーヒーを少し飲んで、目を閉じた。そしたら、寝てた。で、こんな時間になってしまった」
起きた時間がお互いにずれていたのだろうと思う。
「すみません。なんか」
「美羽ちゃんは悪くないよ。俺はちょっとおかしいだけ」
「可笑しい?」
「今も美羽ちゃんに触れたくて仕方ないくらい。本当に昨日の夜から可笑しいんだ。美羽ちゃんが傍にいるのが嬉しくて自分が暴走しそうで怖い。今もこれに嫉妬してる」
「え?」
小林さんは私の手からレポートの束を取ると、グッと腕を引き、私の身体を自分の身体の上に乗せる。いきなり近づいた距離に収まり掛けた心臓のドキドキする音が一層激しく打ち続けた。
「今からだけど…。デートしない?拒否権ないけど」