あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
食事の合間にふと零された小林さんの言葉にドキッとしてしまった。少し改まっての小林さんの言葉に緊張が走る。離れた時間が長かった分、何を言われるのかが全く分からない。小林さんの真剣な雰囲気本当に大事なことなんだろうというのは分かる。
仕事の海外研修の一環でフランスに来ているのだから、その仕事関係?でも、それならこんな風に改まっていうことはないだろう。
「そんなに心配そうな顔をしないで大丈夫。大事なことだけど、悪いことじゃないと思う」
そんな優しい前置きをくれる小林さんの顔を見つめると、クシャっと顔を緩めて笑う。照れ隠しのようなそんな微笑みに一層私は意味が分からなくなる。
「明日さ、指輪買いに行こう。俺と美羽ちゃんの指輪を一緒に選びたい」
「指輪?」
「美羽ちゃんが帰国したら、すぐに結婚したいと思ってる」
「すぐですか?」
「そう、すぐ。美羽ちゃんが帰国したら、とりあえずは俺のマンションに戻って来て、それから、二人で一緒に住む部屋を探さないといけないし、お互いの両親に挨拶もしないといけないし、式場も探さないと。あ、式場は俺がいくつか探しておくから、美羽ちゃんは選ぶだけにしておく」
サラッと言った小林さんの言葉に私は口に運ぼうとしていたフォークがその場で止まった。小林さんとの結婚はなんとなく夢のような話だと思っていたのに、現実が急に目の前に来たような気がした。ワインを飲みながら話しているけど本気だという気持ちが伝わってくる。
仕事の海外研修の一環でフランスに来ているのだから、その仕事関係?でも、それならこんな風に改まっていうことはないだろう。
「そんなに心配そうな顔をしないで大丈夫。大事なことだけど、悪いことじゃないと思う」
そんな優しい前置きをくれる小林さんの顔を見つめると、クシャっと顔を緩めて笑う。照れ隠しのようなそんな微笑みに一層私は意味が分からなくなる。
「明日さ、指輪買いに行こう。俺と美羽ちゃんの指輪を一緒に選びたい」
「指輪?」
「美羽ちゃんが帰国したら、すぐに結婚したいと思ってる」
「すぐですか?」
「そう、すぐ。美羽ちゃんが帰国したら、とりあえずは俺のマンションに戻って来て、それから、二人で一緒に住む部屋を探さないといけないし、お互いの両親に挨拶もしないといけないし、式場も探さないと。あ、式場は俺がいくつか探しておくから、美羽ちゃんは選ぶだけにしておく」
サラッと言った小林さんの言葉に私は口に運ぼうとしていたフォークがその場で止まった。小林さんとの結婚はなんとなく夢のような話だと思っていたのに、現実が急に目の前に来たような気がした。ワインを飲みながら話しているけど本気だという気持ちが伝わってくる。