あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
一年前、私は小林さんにプロポーズされた。それはもしかしたら叶わないかもしれないという気持ちがなかったとは言えない。フランスに行く私を思っての約束のようだとさえ思っていた。
でも、これは現実で…。明日…指輪?
私はフォークをお皿に置くと、小林さんを見つめる。視線が絡むとフワッと笑ってくれて本当にこの人のことが好きだと心から思った。小林さんの横に並ぶには私は余りにも平凡すぎる。それでもいいと言ってくれてる。
私は心から小林さんのことが好きだし、ずっと一緒に居たいと思う。そう、私はずっと一緒に居れたらそれでいい。
「嬉しいけど、幸せ過ぎて少し怖い」
本音だった。嬉しいけど、これが夢じゃないかと思うと怖い。幸せすぎる分、もしも一年後に小林さんの気持ちが変わっていたらどうしようとも思う。きっと、私は小林さんにしか恋は出来ないと思うけど、小林さんにとっては私以上に素敵な人はたくさんいると思う。
「大丈夫。俺は美羽ちゃんを放すつもりはない。一年後に結婚することに関してだけは選択権はないよ。俺が幸せにすると決めたから、美羽ちゃんは安心して俺に幸せにされてよ。選択権もないから拒否権もないよ」
強い言葉に涙が零れそうになる。
「明日は指輪を買いに行ってから観光でもしよう。」
そう言って、小林さんは私の左手に自分の右手を重ねると、私の左手の薬指をそっと撫でた。
「ここは俺の予約」
私が頷くと小林さんはホッとしたような顔をして、ゆっくりと私の方を見つめた。そして、ニッコリと笑う。
「さ、食べたら散歩に行こ」
「はい」
でも、これは現実で…。明日…指輪?
私はフォークをお皿に置くと、小林さんを見つめる。視線が絡むとフワッと笑ってくれて本当にこの人のことが好きだと心から思った。小林さんの横に並ぶには私は余りにも平凡すぎる。それでもいいと言ってくれてる。
私は心から小林さんのことが好きだし、ずっと一緒に居たいと思う。そう、私はずっと一緒に居れたらそれでいい。
「嬉しいけど、幸せ過ぎて少し怖い」
本音だった。嬉しいけど、これが夢じゃないかと思うと怖い。幸せすぎる分、もしも一年後に小林さんの気持ちが変わっていたらどうしようとも思う。きっと、私は小林さんにしか恋は出来ないと思うけど、小林さんにとっては私以上に素敵な人はたくさんいると思う。
「大丈夫。俺は美羽ちゃんを放すつもりはない。一年後に結婚することに関してだけは選択権はないよ。俺が幸せにすると決めたから、美羽ちゃんは安心して俺に幸せにされてよ。選択権もないから拒否権もないよ」
強い言葉に涙が零れそうになる。
「明日は指輪を買いに行ってから観光でもしよう。」
そう言って、小林さんは私の左手に自分の右手を重ねると、私の左手の薬指をそっと撫でた。
「ここは俺の予約」
私が頷くと小林さんはホッとしたような顔をして、ゆっくりと私の方を見つめた。そして、ニッコリと笑う。
「さ、食べたら散歩に行こ」
「はい」