あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
『おはようございます』でもなく、小林さんの口から語られて言葉は『大丈夫?』という言葉だった。その言葉を聞いて私は心底不安になった。
何を私はしたのだろう?記憶が全くない。全くないだけに怖い。
「何がですか?」
「結構酔っていたみたいだったから。二日酔いとかは?」
「大丈夫ですよ。でも、何か私しました?」
二日酔いという言葉で少し安心する私がいる。小林さんの様子から見ると私は別に変なことはしてないみたいだった。でも、一緒のベッドに服を着たままというのが気になる。小林さんのジャケットはベッドの横にあるチェストの上に置かれてある。そして、そこには外したままのネクタイも置かれていて、見た感じ、一緒に帰って来てそのまま寝たような感じ。
小林さんはポンポンと私の頭を撫でるとゆっくりと身体を起こして何事もなかったように伸びをする。私はドキドキしているのに、小林さんは平然としている。
「ご飯はどうします?」
「うーん。コーヒーだけでいいかな?俺も昨日は飲み過ぎ。美羽ちゃんと飲んでいると楽し過ぎたよ」
小林さんは自分の身体を起こすと同時に私の身体もフワッと起こした。寝起きの髪の乱れも小林さんの指が綺麗に撫でてくれる。
「ずっと一緒にいてくれたんですね」
「うん。あんなに可愛らしく頼まれたら男は断れないでしょ」
何を私はしたのだろう?記憶が全くない。全くないだけに怖い。
「何がですか?」
「結構酔っていたみたいだったから。二日酔いとかは?」
「大丈夫ですよ。でも、何か私しました?」
二日酔いという言葉で少し安心する私がいる。小林さんの様子から見ると私は別に変なことはしてないみたいだった。でも、一緒のベッドに服を着たままというのが気になる。小林さんのジャケットはベッドの横にあるチェストの上に置かれてある。そして、そこには外したままのネクタイも置かれていて、見た感じ、一緒に帰って来てそのまま寝たような感じ。
小林さんはポンポンと私の頭を撫でるとゆっくりと身体を起こして何事もなかったように伸びをする。私はドキドキしているのに、小林さんは平然としている。
「ご飯はどうします?」
「うーん。コーヒーだけでいいかな?俺も昨日は飲み過ぎ。美羽ちゃんと飲んでいると楽し過ぎたよ」
小林さんは自分の身体を起こすと同時に私の身体もフワッと起こした。寝起きの髪の乱れも小林さんの指が綺麗に撫でてくれる。
「ずっと一緒にいてくれたんですね」
「うん。あんなに可愛らしく頼まれたら男は断れないでしょ」