あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
全ての準備が用意が終わって、私は小林さんのところに歩いていくだけになっていた。教会の控え室に座る私は静かに小林さんのことを考えていた。出会って恋をして、少しの距離を置いて…でも、好きな気持ちは変わらなかった。この気持ちはずっと変わらないと思う。目を閉じると、瞼の裏に浮かぶのは大好きな笑顔だった。
コンコン
控室のドアがノックされ入ってきたのは正しく光の塊だった。表現としては些か可笑しいとは思うけど、その表現が一番当てはまる気がした。
「美羽ちゃん。おめでとう。」
「坂上さんおめでとう。今日はいい天気でよかったね」
優しい声を響かせながら入ってきたのは高見課長と折戸さんだった。見上げるといつもの涼やかな笑顔と穏やかで優しい笑顔が私の上に降り注いでいる。二人ともフォーマルなスーツに身を包み、綺麗に髪を整えている。それだけでも殺人的な華やかさなのに、無敵な微笑みを携えている。
スポットライトがあるのではないかと思うくらいの華やかな登場に私は目を見張る。本来なら、主役であるはずの花嫁の私が霞んでしまうくらいの眩さにクラクラしそうだった。折戸さんはキャルの結婚式で見たことあった姿だけど、高見課長のフォーマルな姿は…迫力がたっぷりだ。いつも以上のフェロモンを二人して放ちまくりだ。
免疫がない人なら倒れそうなレベル。耐久性のあるはずの私も眩すぎた。
コンコン
控室のドアがノックされ入ってきたのは正しく光の塊だった。表現としては些か可笑しいとは思うけど、その表現が一番当てはまる気がした。
「美羽ちゃん。おめでとう。」
「坂上さんおめでとう。今日はいい天気でよかったね」
優しい声を響かせながら入ってきたのは高見課長と折戸さんだった。見上げるといつもの涼やかな笑顔と穏やかで優しい笑顔が私の上に降り注いでいる。二人ともフォーマルなスーツに身を包み、綺麗に髪を整えている。それだけでも殺人的な華やかさなのに、無敵な微笑みを携えている。
スポットライトがあるのではないかと思うくらいの華やかな登場に私は目を見張る。本来なら、主役であるはずの花嫁の私が霞んでしまうくらいの眩さにクラクラしそうだった。折戸さんはキャルの結婚式で見たことあった姿だけど、高見課長のフォーマルな姿は…迫力がたっぷりだ。いつも以上のフェロモンを二人して放ちまくりだ。
免疫がない人なら倒れそうなレベル。耐久性のあるはずの私も眩すぎた。