あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
過保護すぎる言葉が小林さんらしい。でも、私は小林さんの傍に居たいと思う気持ちが強かった。衝動だけで動く自分は私では制御出来そうもない。でも、こんな自分が私は好きだったりする。ゆっくりと私が恋を育むうちに私の中で今までとは知らない私がゆっくりと出来上がっていく。小林さんに必死に恋をする私はこんなにも小林さんが好きになっていた。
「何がいい?美羽ちゃんの好きなもの買ってくるよ」
「一緒に行きます。だって…。…自分で食べるのを決めたいから」
「俺が折角、美羽ちゃんに逃げ道をあげたのに」
「いらないです。逃げ道なんて」
私がそういうと、小林さんはキュッと私の手を握り締めた。そして、私の大好きな笑顔を向けた。そして明るい声が響く。
「おにぎり全種類制覇とかどう?一緒に頑張ってみない?」
「え?おにぎりですか?」
「うん。おにぎり。ずらっと並んでいるのを端から食べるのとかどう?」
思い浮かぶのはいくつも並ぶおにぎりの列。それを思い浮かべるとつい笑ってしまった。おにぎり全種類制覇なんか聞いたことない。
「するなら一人でしてくださいね。私は普通のお弁当でいいですから。そんなに食べれないし」
「残念。二人でどこまで出来るか試すのも面白いと思ったのに」
小林さんの話を聞きながら、自然を顔が緩む。一緒に歩きながら自分の身体に掛かっていた必要のない力が抜けていくのを感じた。自分で誘っているのに、自分で緊張している。そんな私に小林さんは笑いかけた。
「面白いと思ったんだけどな」
「何がいい?美羽ちゃんの好きなもの買ってくるよ」
「一緒に行きます。だって…。…自分で食べるのを決めたいから」
「俺が折角、美羽ちゃんに逃げ道をあげたのに」
「いらないです。逃げ道なんて」
私がそういうと、小林さんはキュッと私の手を握り締めた。そして、私の大好きな笑顔を向けた。そして明るい声が響く。
「おにぎり全種類制覇とかどう?一緒に頑張ってみない?」
「え?おにぎりですか?」
「うん。おにぎり。ずらっと並んでいるのを端から食べるのとかどう?」
思い浮かぶのはいくつも並ぶおにぎりの列。それを思い浮かべるとつい笑ってしまった。おにぎり全種類制覇なんか聞いたことない。
「するなら一人でしてくださいね。私は普通のお弁当でいいですから。そんなに食べれないし」
「残念。二人でどこまで出来るか試すのも面白いと思ったのに」
小林さんの話を聞きながら、自然を顔が緩む。一緒に歩きながら自分の身体に掛かっていた必要のない力が抜けていくのを感じた。自分で誘っているのに、自分で緊張している。そんな私に小林さんは笑いかけた。
「面白いと思ったんだけどな」