あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
ベッドサイドにある淡いランプの光以外はなにもなく。私は自分のベッドでこれ以上ないくらいに緊張していた。私の身体を抱き寄せるのは小林さんの逞しい腕。狭いベッドなのに、小林さんに抱き寄せられているとそんなに狭くもないのではないかと思う。実際に私の背中の向こうには許されることはないだろうけど、寝返りを打つくらいのスペースは残されていた。
私を包む小林さんからは清潔感を覚えさせる香りがする。それは私が大好きなボディシャンプーの香りで、きっと私の身体からも香っているだろう。
「美羽」
優しく名前を呼ばれ、唇に重ねるだけの優しさを感じ、それが何度も繰り返されていく。
それに小林さんの温もりがとっても気持ち良くてゆっくりと目蓋が重くなっていく。それだけでなく、時折、耳に届く小林さんの甘い言葉が私を眠りの中に誘っていく気がした。背中を愛おしげに撫でる大きな手が優しくもある。
緊張もしている。恥ずかしさもあるし、これからどうしようと思うのもある。付き合いだして、身体を重ねたことのある私と小林さんが二度目を迎えるのも可笑しくはない。小林さんは抱かないと言ったけど、私が小林さんにもっと触れたいとも思っている。
でも、一番に勝つのは…睡魔だった。
「眠たいなら寝れば?」
「小林さんが寝たら寝ます」
「俺、今はちょっと無理かも…。美羽ちゃん先に寝ていいよ」
「……寝ません…」
私を包む小林さんからは清潔感を覚えさせる香りがする。それは私が大好きなボディシャンプーの香りで、きっと私の身体からも香っているだろう。
「美羽」
優しく名前を呼ばれ、唇に重ねるだけの優しさを感じ、それが何度も繰り返されていく。
それに小林さんの温もりがとっても気持ち良くてゆっくりと目蓋が重くなっていく。それだけでなく、時折、耳に届く小林さんの甘い言葉が私を眠りの中に誘っていく気がした。背中を愛おしげに撫でる大きな手が優しくもある。
緊張もしている。恥ずかしさもあるし、これからどうしようと思うのもある。付き合いだして、身体を重ねたことのある私と小林さんが二度目を迎えるのも可笑しくはない。小林さんは抱かないと言ったけど、私が小林さんにもっと触れたいとも思っている。
でも、一番に勝つのは…睡魔だった。
「眠たいなら寝れば?」
「小林さんが寝たら寝ます」
「俺、今はちょっと無理かも…。美羽ちゃん先に寝ていいよ」
「……寝ません…」