あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
研究所はいつものように静かな時間が流れていた。真っ直ぐに研究室に向かって歩く。いつもよりも少し時間が早いからか廊下に人影はなかった。といっても研究が終わらなくてそのまま泊まった研究員もいるはずだから人はいるはずだけど、その気配はない。静かな廊下に私の靴音が響く。
でも、私の研究室の前に立つと、研究室の中からは人の気配もしている。部屋に入るとそこには中垣先輩がいて、研究室に入ってきた私を見ている。いつもより早く研究所に来たのに、先輩は既に仕事モード全開だった。昨日は泊まってないはずなのに、いつも私よりも早く研究室にいる。
「おはようございます」
「ああ、おはよう」
先輩は私が研究室に入ってきたからかチラッと時計に目をやるが、何も言わずにパソコンに打ち込みをする。挨拶以外しないところを見ると研究のどれかに夢中になっているのだろう。邪魔はしたくないけど、自分のコーヒーだけを淹れるのは気が引けるので声を掛けた。
「コーヒー飲みますか?」
聞こえているか聞こえてないのか。キーボードを打つ音は止まる気配はない。どうしようかと思っていると、少しの合間を空けてから中垣先輩の声が聞こえた。
「濃い目に頼む」
「はい」
いつもより多めのコーヒー豆をセットすると、私は自分の席に座るとパソコンの電源を入れた。まず最初にするのはメールの確認。そして、私も中垣先輩と同じように研究に入っていく。
でも、私の研究室の前に立つと、研究室の中からは人の気配もしている。部屋に入るとそこには中垣先輩がいて、研究室に入ってきた私を見ている。いつもより早く研究所に来たのに、先輩は既に仕事モード全開だった。昨日は泊まってないはずなのに、いつも私よりも早く研究室にいる。
「おはようございます」
「ああ、おはよう」
先輩は私が研究室に入ってきたからかチラッと時計に目をやるが、何も言わずにパソコンに打ち込みをする。挨拶以外しないところを見ると研究のどれかに夢中になっているのだろう。邪魔はしたくないけど、自分のコーヒーだけを淹れるのは気が引けるので声を掛けた。
「コーヒー飲みますか?」
聞こえているか聞こえてないのか。キーボードを打つ音は止まる気配はない。どうしようかと思っていると、少しの合間を空けてから中垣先輩の声が聞こえた。
「濃い目に頼む」
「はい」
いつもより多めのコーヒー豆をセットすると、私は自分の席に座るとパソコンの電源を入れた。まず最初にするのはメールの確認。そして、私も中垣先輩と同じように研究に入っていく。