アラビアンナイトの王子様 〜冷酷上司の千夜一夜物語〜
「室長、まだしばらく戻らないから、きんつば食べてって」
と妙子は言う。
「はい、専務もどうぞ」
それで引き止められていたようだった。
妙子がお茶を淹れようとしたので、
「あ、じゃあ、私、お茶淹れます」
と言ったのだが、いいのいいの、と言われてしまう。
だが、先輩にお茶を淹れてもらって、座っているなんて、落ち着かない。
ウロウロしていると、妙子が笑って、
「じゃ、運んでくれる?」
と言ってきた。
「はいっ」
と勢いよく言ったが、遥人に、
「ひっくり返すなよ」
と心底不安そうに言われてしまう。
ちょっと勢い良すぎたせいだろう。
そこに、専務の秘書の公子もやってきて、
「あっ、みんなで美味しいもの食べてるっ」
と言い出したので、結局、四人で、ソファできんつばを食べることになった。
「あー、美味しい。
これ、並ばないと買えない奴よね」
きんつばの入っていた箱を確認しながら、公子が言う。
「お茶も美味しいわ」
「ありがとうございます」
と妙子が先輩に褒められて喜んだ。
と妙子は言う。
「はい、専務もどうぞ」
それで引き止められていたようだった。
妙子がお茶を淹れようとしたので、
「あ、じゃあ、私、お茶淹れます」
と言ったのだが、いいのいいの、と言われてしまう。
だが、先輩にお茶を淹れてもらって、座っているなんて、落ち着かない。
ウロウロしていると、妙子が笑って、
「じゃ、運んでくれる?」
と言ってきた。
「はいっ」
と勢いよく言ったが、遥人に、
「ひっくり返すなよ」
と心底不安そうに言われてしまう。
ちょっと勢い良すぎたせいだろう。
そこに、専務の秘書の公子もやってきて、
「あっ、みんなで美味しいもの食べてるっ」
と言い出したので、結局、四人で、ソファできんつばを食べることになった。
「あー、美味しい。
これ、並ばないと買えない奴よね」
きんつばの入っていた箱を確認しながら、公子が言う。
「お茶も美味しいわ」
「ありがとうございます」
と妙子が先輩に褒められて喜んだ。