続・生きる。


「そういえばさ、みんな進路どうするの?」


ふと気になった。私たちはもう高3。

進路に向けてとっくに動き始めている。


「湊以外の俺らはそのまま今の学校の大学。

由茉は?」


「私もその予定。受験ないし。

湊は?」


「俺は国内トップじゃないと許されないからな。

そこの経営学部。」


「そっか、湊は外のとこ受けるんだ。

湊頭いいもんね。」


「まぁ受かればだけど。」


「湊なら大丈夫だろ。

余裕とまでいかなくても。

誰よりも努力してるしな。」


そう言ったのは颯だった。


「大学に行ったら別々で悪いな。」

湊が私に謝ってきた。


「ううん、都内じゃん。すぐ会えるよ。

留学するとか言われたら落ち込んだけど…

日本ならね。」


「あぁ、でももっと英語力つけろって

すっげー言われてるんだよな。」


「なら私これからずっと英語ではなそうか?」


「いや、むり。頭いたくなる。」


「湊英語できるじゃん。」


そう言ったのは哉斗だった。


「由茉の英語聞いたことあるか?

すっげー早くて何喋ってるか全然わかんねーよ。

あれが本場の早さなんだろうな。」


「早いかな?普通だよ。」


「感覚が違いすぎるわ。

もう少しゆっくりなら聞き取れるんだろうけど

日常会話はむり。早い。

リスニングテストくらいゆっくりして。」


「あー、あれは丁寧だね、確かに。」


「由茉ちゃんの英語聞いてみたい!」


突然哉斗が言った。


「Maybe Later.(そのうちね)」


「おー。」


「おーって…。」


私の英語に感心する哉斗。
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