深夜0時、キミと待ち合わせ。
「どうしたの、顔赤いよ」


真夜中くんは、からかう気満々の表情で、私の顔を下から覗き込む。

すっかりいつもの調子に。

早いよ……。


「真夜中くんの手……、おっきくてびっくりした……」


率直な感想を述べると、私の顔を見ている真夜中くんの表情が固まった。


「何?」

「いや、別に」


と、すぐに顔をそらされた。

自分から覗き込んできたくせに。

ちょっと耳が赤いように見えるのは、太陽の光のせいなんだろうな。
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