強引同期が甘く豹変しました
ふざけた感じで返された態度に、またムッとしてしまったけど。
康介と同棲を始める前、定期的に行われている同期の飲み会で、彼氏と同棲することにしたんだって話を同期のみんなにした時。
「やめとけやめとけ、とりあえず同棲だけは絶対すんな」と…
何故か矢沢からしつこく言われてたのは事実だったし…結局その同棲生活は、たったの二ヶ月でピリオドが打たれた。
だから何故か、それ以上は矢沢に何も言うことが出来なかった。
「つーか、とりあえずメシ食わね?」
「は?」
「や、俺腹減ってたからメシ食うとこ探してたんだよ。そしたらおまえ見つけたからさ」
「…そう」
「だからとりあえず昼メシ食おうぜ。話の続きはそれからってことで」
矢沢はそう言うと、まだ行くとも答えていない私を置いてさっさと歩き出していく。
…ったく、本当勝手なんだから。
そうは思いながらも引越しのことを考えると家電系だってまた一から揃えなきゃいけないわけだし…
家探しには極力費用を抑えたかった私は、渋々矢沢のあとをついて行った。