溺愛伯爵さまが離してくれません!
伯爵さまが、私を、好き?

結婚・・・?

聞く事なんて一生ないと思っていた言葉。
その言葉を伯爵さまの腕に抱かれ、耳元でそう言われて、私の頭の中は真っ白になって何も考えられなくなりました。

「うそ・・・よ・・・」

そう言うのがやっとでした。

伯爵さまが私を好きだなんて、そんな夢みたいなことあり得ない。
私のどこに惹かれる要素があるというの?

だって、私は伯爵さまよりも年上で。
気が強くて可愛げがなくて、マナーだって持ち合わせてない。
そして何よりも、身分の低い庶民の女。

なんの取り柄もない私を好きになるはずないじゃない。

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