溺愛伯爵さまが離してくれません!
リーナと会ったのは僕が10歳の時。
屋敷に飾る為の花をリーナの父と一緒に持って、屋敷へと来たのが始まりだった。
栗毛の少しウエーブのかかった髪を後ろで束ね、化粧をあまりしていないのに睫毛がバサッと長く、瞳も大きい。
背筋をピン、と伸ばし慣れた手付きで花を飾っていく。
大人っぽいのに、時折見せる微笑みは少女のように可愛く、その表情に僕は心を奪われた。
また、会いたい。話をしてみたい。
そんな想いが日を追うごとに膨れていく。
いてもたってもいられなくなった僕は、まだ伯爵だった僕の父に懇願し、リーナを無理矢理僕の侍女として迎え入れた。
その時、僕は父に正直に話した。
『僕はリーナの事が好きなんだ。リーナと結婚出来ないのなら、この家は継がない』
父は困り大層悩んだようだったが、頑なに曲げない僕に仕方なく折れてくれた。
屋敷に飾る為の花をリーナの父と一緒に持って、屋敷へと来たのが始まりだった。
栗毛の少しウエーブのかかった髪を後ろで束ね、化粧をあまりしていないのに睫毛がバサッと長く、瞳も大きい。
背筋をピン、と伸ばし慣れた手付きで花を飾っていく。
大人っぽいのに、時折見せる微笑みは少女のように可愛く、その表情に僕は心を奪われた。
また、会いたい。話をしてみたい。
そんな想いが日を追うごとに膨れていく。
いてもたってもいられなくなった僕は、まだ伯爵だった僕の父に懇願し、リーナを無理矢理僕の侍女として迎え入れた。
その時、僕は父に正直に話した。
『僕はリーナの事が好きなんだ。リーナと結婚出来ないのなら、この家は継がない』
父は困り大層悩んだようだったが、頑なに曲げない僕に仕方なく折れてくれた。