私のイジワルご主人様

「なにボーッとしてんの」


ふいに聞き慣れた声が聞こえて、視線を向けるとそこにいたのは私服姿の鴻上くん。


なぁっ…!!
や、休みの日なんだから私服なのは当然ですけども!!

いつも見ている制服姿もイイけど、私服姿はさらにカッコイイ!!

感動にうち震えるあたしをマジマジと鴻上くんは眺める。



「ふーん。カワイイじゃん」



「えっ!?か、かわいい?本当に!?」



顔に熱が集まるのを感じていると、いじわるな瞳と出会う。



「…服が、ね」



…………。
…うん。わかってたよ。
鴻上くんがそういう人だって。

めげるもんか。


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