隣り合わせ


あれから、二週間経った。

順調に勉強を進めていく、自分がいた。


ふと頭によぎる、原田さんの笑顔。


そして…。


メールをしたけど、返事が来ない麻衣。


朝晩は涼しくて、秋の食べ物が夕飯に並ぶとお袋の、有り難さが分かる。


少し体重も増えた。


疲れた心にもゆとりが、出来てきた。


いつも通り。

一人暮らしをする前の家族が居る。


そして、また自分の部屋に戻り勉強をする。


「敦!ちょっと付き合えよ?」


「どこへ?」


車のキーを持ちながら、


「気晴らしだよ!お前、無理し過ぎ…。」


兄貴なりの気遣いが嬉しく感じた。


ほとんど、兄弟同士話しをするって今までなかった。

たまにはいいかもなっ!


「あぁ…。」


そういえば、帰ってきてから馬鹿みたいに…勉強三昧だった。


何かに押されるように。
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