As sweet honey. ー蜂蜜のように甘いー




「はい、どうぞ」




「流石千代ちゃん。凄く美味しそうだ。頂きます」




拓巳くんに言われて作ったのは、『ミネストローネ』。




「最っ高だよ」




拓巳くんの好物は『ミネストローネ』らしい。




プロフィールにも堂々と書いてある程に。




だからか、凄く美味しそうに食べてくれる。




「千代ちゃんも一口どう?ほら、あーん」



「うえっ?」



ついつい間抜けな声が出てしまった。




「ほら、あーん」




スプーンを私に向ける。



「……あ、あーん?」




そっと口を開くと、温かいミネストローネの味が口いっぱいに広がった。




「ほら、美味しいでしょう?」




「うん……」



は、恥ずかしい……




「そういえば、前に撮影した俺と千代ちゃんの写真が載った雑誌、今月末発売だって。とびっきりよく撮れてるの載せてもらったから、楽しみにしてて」



「は、恥ずかしいから見たくないよ」




改めて思うけど、私の写真が全国で見られるんだよね?



「一応、モデル名は匿名的な感じで載せてもらわないようにしてあるから大丈夫だよ」



「で、でも、学校の人に言われたらどうしよう……」




「そっくりさんだって言えばいいよ。一応メイクはしてるし、髪型も変えてるし」




「そうだよね。皆見る人は拓巳くんにしか注目してないもんね」



「……全く、千代ちゃんはもう少し自分に自身を持ちなよ」




「そんな事言われても………」




「俺は好きだよ、千代ちゃんみたいな子」




「な、何を急に……」




「千代ちゃんは可愛いし……いや、可愛いだけじゃなくて、きっともっと別なものにも変身できちゃうんだろうね」



女の子慣れしてるって怖い……



一つしか年は違いはしないのに、どこからそんなに大人な雰囲気が出てくるんだろう。



未成年なのに、StarRrise のエロ担当……。




圭くんよりも年下なんて思えない。



まぁ、圭くんが特別子供っぽいのかも……なんて言ったら怒られそう。






















「へっくしゅん!………はっ、誰か俺の噂話をしてる!?俺、注目されちゃってる感じ!?いやー、流石俺!」





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